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第94回センバツ高校野球

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智弁和歌山 ヨガで心身リラックス 柔軟性高め、けが予防 /和歌山

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ヨガのポーズを決める智弁和歌山の選手と講師の新庄千保子さん(左奥)=和歌山市六番丁で、木原真希撮影 拡大
ヨガのポーズを決める智弁和歌山の選手と講師の新庄千保子さん(左奥)=和歌山市六番丁で、木原真希撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

 第90回記念選抜高校野球大会に出場する智弁和歌山の選手たちは、柔軟性を高めてけがを予防しようとトレーニングにヨガを取り入れている。昨年12月から和歌山市内のスタジオでレッスンを始め、これまで5回受講した。日ごろ体に負荷をかけるトレーニングが多い中、心身ともリラックスできるとあって、選手からは「自分の体のことをより意識できるようになった」と好評だ。

 「筋肉に仕事をさせずに。体がとろーっととろけていくようなイメージで」。和歌山市六番丁の雑居ビルに入るヨガ教室「蓮舞(はすまい)」では、講師を務める新庄千保子(ちほこ)さん(34)のゆったりとした声が響いた。選手たちはチューブやボール、ヨガ棒を使い、ゆっくりと呼吸しながらさまざまなポーズをとった。

 肩甲骨を開くイメージで胸を張るポーズでは「特に投手は肩肘を痛めることもあるから」と念入りなストレッチをアドバイス。ヨガ棒を使ったポーズでは「バットでもできるから練習の合間にやってみて」と伝えた。約1時間半かけて約60パターンのポーズをとった選手たちは、ほんのりと汗ばみ、すがすがしい表情を浮かべた。

 オフシーズンにヨガを取り入れるプロ野球選手も多く、中谷仁コーチ(38)が知り合いだった新庄さんに相談して初めて実現した。

 昨夏に右肘を故障した林晃汰選手(2年)は「けがをきっかけにストレッチをより意識するようになった。普段の練習でも取り入れたい」と話し、エースの平田龍輝投手(2年)は「体の軸がしっかりと分かるようになり、体全体で投球できるようになった」と語る。

 新庄さんは「より良いパフォーマンスをするには鍛えた筋肉をほぐすことも大切。自分の体としっかり向き合うことで、体の違和感にも気付きやすくなる」と効果を話している。【木原真希】

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