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経済観測

「学ぶ機会」を担保すること=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子

 宮城県気仙沼市で手編みものの会社を経営している。東日本大震災後に、誇りをもって働ける新しい仕事をつくろうと設立した会社だ。まだまだ小さく至らぬことだらけだが、ここまで会社を育てる中で、学ぶことは多くあった。

 編み手の仕事は出来高制で、自宅で自分のペースでできるように設計している。会社をつくる際、地域でいろんな人に話を聞くうち、仕事はしたいが介護や育児などで家を離れるのが難しいという人が多いということを知ったためだ。

 最初のうちは、地域の編み物上手な人に声をかけ、編み手になってもらっていた。しかし、漁師町で編み物の文化的土壌があるとはいえ、最初からプロの力量を持つ人はそう多くはない。より幅広い人が参加できるよう、編み物のトレーニングコースをつくった。無料で編み方を学ぶことができ、商品のクオリティーで編めるようになると仕事を受ける。やってみて、人は何歳からでも学ぶことができると知った。76歳から始めたある人は、…

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