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地中ごみの深さ、国とすり合わせ 共産が録音データ

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学校法人「森友学園」が国有地を購入し開校を目指した小学校=大阪府豊中市で2017年11月22日、幾島健太郎撮影
学校法人「森友学園」が国有地を購入し開校を目指した小学校=大阪府豊中市で2017年11月22日、幾島健太郎撮影

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、共産党は15日、国と学園が2016年3月に協議した際の録音データの全内容を公表した。値引きをするため、両者が地中ごみが見つかった深さに関する認識をすり合わせた内容で、共産党はこの日の国会で改めて交渉の経緯を追及した。

 音声データは16年3月30日に学園側が録音したとみられ、昨年11月の国会でも共産党が一部を取り上げた。

 学園は国有地に小学校を建設する計画で15年、地下3メートルまでの地下埋設物撤去工事を実施。16年3月11日、深さ9メートルのくい打ち工事を実施する過程で「新たなごみ」が見つかったとして国に対応を要求していた。

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