メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外東京都、新たに130人以上感染 累計1000人超え 新型コロナ
受験と私

ノーベル平和賞のICAN川崎哲さん「その公式を証明せよ」

川崎哲さん。丸木位里・俊夫妻による「原爆の図第8部<救出>」の前で=埼玉県東松山市の「原爆の図丸木美術館」で、岡本同世撮影

 「2次方程式の解の公式ってあるじゃないですか。あれを証明しろって言われたんですよね」。昨年ノーベル平和賞を受賞した国際NGOネットワーク「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」国際運営委員で、NGOピースボート(東京都新宿区)共同代表の川崎哲さん。高校で培った価値観が、ずっと支えになっています。【聞き手・岡本同世】

 高校に入って最初の数学の授業で衝撃を受けました。2次方程式の解の公式について「なぜそうなるのか証明せよ」と問われたんです。中学で習う「axの2乗プラスbxプラスcイコール0」というものです。何を聞かれているのか全然意味が分からなかった。

 その公式を使ってさまざまな問題を解いてきたけど、「なぜそう言えるのか」の説明を求められたことは一度もなかった。その必要性を考えたこともない。だから僕は、解の公式を書いて、一瞬で終わりです。周りは、みんな40~50分かけて一生懸命「なぜ」かを証明しようとしている。最後に先生が板書で説明して--。目からうろこが落ちました。

この記事は有料記事です。

残り2955文字(全文3395文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 児童手当受給世帯、子供1人につき1万円支給へ 政府コロナ緊急経済対策

  2. 医療従事者153人の感染判明 院内感染も発生 医療崩壊の懸念 新型コロナ

  3. 各国で計画進むBCGの臨床試験 感染予防へ高まる期待 「命の危険」懸念も

  4. 現金給付 「自己申告制」で1世帯30万円支給へ 「収入減」示す書類求める

  5. 「要請」なのに罰則? ドイツから帰国した研究者が日本の「水際対策」に感じた違和感

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです