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第94回センバツ高校野球

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90回センバツ智弁学園 支える人たち/6止 野球部トレーナー 藤本和秀さん(37)=和歌山県岩出市 /奈良

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智弁学園野球部のトレーナーの藤本和秀さん=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影 拡大
智弁学園野球部のトレーナーの藤本和秀さん=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

身体の鍛え方アドバイス

 「甲子園の舞台で経験を積んで伸びていくチーム。大舞台でどれだけできるか」。週1回ほど学校に足を運んで選手たちの体に目を配り続ける専属トレーナーは、期待を寄せる。

 和歌山市出身。自身も小学4年で野球を始めた。右足の靱帯(じんたい)を切るなど中学・高校時代はけがに苦しみ、なかなか思うようなプレーができなかった。それでも野球を通じ、チームワークや人間関係の中で競技する良さを知り、「スポーツに関わる仕事がしたい」と思うようになった。

 高校卒業後、鍼灸(しんきゅう)師と柔道整復師の資格を取るためそれぞれの学校に通い、十数年前に和歌山県岩出市に「ふじもと鍼灸整骨院」を開設。現在は和歌山市にも整骨院を開く。5年ほど前、小坂将商監督から誘われ、専属トレーナーに。「強豪のチームでできることにワクワクした」

 練習中の選手たちに盛んに声を掛け、選手から「どうしたら体が大きくなるのか」などと相談を受けると、熱心に応じる。体の痛みを訴える選手には治療を施すことも。「一つ一つの動作に対し、どこを鍛えているのか意識することが大事。意識することで筋肉の付き方も変わってくる」と選手たちには伝えている。「思い通りのプレーをしてほしい」との一心だ。

 大会中はチームに帯同し、選手をサポートする予定。「思いっ切り暴れて最高のパフォーマンスを見せてほしい。一つでも多く勝つために体を整えてあげたい」と意気込む。【佐藤英里奈】=おわり

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