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Jリーグ第2章

26年目の開幕/2 長崎 11年ぶり、地元に夢を

練習を見つめる高木監督

 「アジアの大砲」と呼ばれた元日本代表FWの高木琢也監督(50)が故郷のチームを初めてJ1昇格に導き、11年ぶりにJ1の舞台に戻ってくる。高木監督は「J1で指揮する喜びや重責を感じ、サポーターに少しでも喜んでもらえる試合をしたい」と決意を語る。

     J2に昇格した2013年から指揮して6年目。毎年選手が大幅に入れ替わり、一からのチーム作りを強いられた。13、15年にはJ1昇格プレーオフに進出するも翌年は低迷する浮き沈みの激しいシーズンを繰り返した。昨年の開幕前には当時の運営会社の経営危機が表面化したが、選手の動揺を抑えてサッカーに集中させ、13試合負けなしのクラブ記録で昇格させた。

     選手とのコミュニケーションを重視し、綿密なデータを駆使する戦略家だ。今季、元オーストラリア代表MFベン・ハロラン(25)、元日本代表DF徳永悠平(34)も加入したが、選手層は薄い。厳しい現実を受け止め、ハードワークをベースに攻守においてコンパクトに組織力で戦い、堅守速攻のサッカーを目指す。

     長崎は国見高など高校まではサッカーが盛んだが、J1がなかったため全体の盛り上がりは欠いた。高木監督は「『長崎に必要』と言われるチームになることがこの一年のミッション。いいチームに成長して、長崎の人の夢の手助けになりたい」と力強く語る。

     07年、J2から昇格させて初めてJ1で指揮した横浜FCでは成績不振でシーズン中に解任された。「J1でリベンジしたいという意識はない」と気負いはない。厳しい戦いが予想されるが、目標は残留の先にあるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場と大きく掲げる。【佐野優】=つづく

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