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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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旧優生保護法

「強制不妊、千件突破」 手術最多の北海道、冊子で功績強調 行政・司法・医療、一体で

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 旧優生保護法(1948~96年)で認められていた障害者らの強制不妊(優生)手術について、北海道で行政や司法、医療関係者などが一体となり促進したことを示す冊子が、京都府立京都学・歴彩館(京都市)で見つかった。北海道は手術件数が全国で最も多く、道はこれらの資料を基に旧法に照らして当時の対応に問題がなかったか検討する。【日下部元美、田所柳子】

 「優生手術(強制)千件突破を顧りみて」と題された冊子は同館で保管されており、毎日新聞が写しを入手した。強制不妊手術が累計1000件を超えたのに合わせ、道衛生部と道優生保護審査会が56年に作製。同法や政府の取り組みを「民族衛生施策の大きな前進」と評価し、手術の意義や道内の統計、実態などをまとめている。

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