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博物館

「北の映像ミュージアム」存続を 「今こそ行政の出番」の声も

「北の映像ミュージアム」入り口に掲示された映画ロケ地マップとリスト。多くの名作が北の大地で撮られた=同ミュージアム提供

 「北の映像ミュージアム」という札幌市中央区にある博物館をご存じだろうか。北海道は、知る人ぞ知る映画ロケ王国。「白痴(はくち)」(黒澤明監督)、「飢餓海峡」(内田吐夢監督)といった歴史的名作から、「探偵はBARにいる」シリーズといった最新作まで500近い作品が撮影されており、その数は東京に次ぐ多さを誇る。そんな道内を舞台とした映画やドラマなどの映像・関連資料を集めているのが、このミュージアムなのだ。2011年9月に気軽に利用できる無料施設としてオープン以来、6万人超の映画ファン、観光客らが訪れたが、今秋「閉館」の危機に直面している。入居する「さっぽろ芸術文化の館(芸文館)」が老朽化を理由に閉鎖されるためで、ミュージアムを運営するNPO法人「北の映像ミュージアム」(佐々木純理事長)は移転存続に向けて奔走しているが、資金難などから見通しは立たない。有識者からは「映画は貴重な文化遺産であり、ロケ地は観光客誘致に役立っている。今こそ行政の出番ではないか」との声も上がり始めている。【中澤雄大/統合デジタル取材センター】

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