メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

『対談 戦後・文学・現在』=加藤典洋・著

 (而立書房・2484円)

 吉本隆明、見田宗介、田中優子、石内都、中原昌也ら幅広いジャンルの論客や表現者計11人と交わした対談を収めた。1999年から2017年までと発表時期も長期間にわたり、テーマもさまざま。さらに、戦後50年の95年、憲法をテーマに吉本、竹田青嗣、橋爪大三郎と4人で行った座談会も収録されている。

 読みどころも多岐にわたるが、2012年に吉本が没した直後に見田との間で交わされた「吉本隆明を未来へつなぐ」が一つの結節点といえるだろう。見田は「ぼくにとって吉本隆明さんの魅力の核は、あの人の文体なのです」と述べ、「とてもゴツゴツと節くれだっていて、深みや澱(よど)みを作りながら決して流暢(りゅうちょう)に流れていかない」文章が「何より信頼できるもの」だったと話す。

この記事は有料記事です。

残り159文字(全文501文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ガス吸う遊び中にボンベ爆発、アパート2室焼ける 重過失失火容疑で10代3人逮捕

  2. 史上最大級の「ペヤング超超超超超超大盛やきそばペタマックス」発売へ 通常の約7.3倍 まるか食品

  3. 網戸のひもで6歳死亡 両親、アルミ建材大手を提訴 「欠陥で首に絡まり」

  4. ORICON NEWS 映画『鬼滅の刃』興収300億円に向けファン団結「煉獄さんを300億の男に」 『コナン』に似た運動

  5. #排除する政治~学術会議問題を考える 「だんまり決め込むなら、学術会議はなくなったらいい」木村幹教授の痛烈投稿 その真意は

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです