メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

『外地巡礼 「越境的」日本語文学論』 著者・西成彦さん

西成彦さん

 ◆西成彦(にし・まさひこ)さん

 (みすず書房・4536円)

「移動民」の文学に目を凝らす

 佐藤春夫の台湾、横光利一の上海、中島敦のミクロネシア。第二次世界大戦敗戦前に日本が統治していた台湾や朝鮮半島、南洋などの「外地」、移民や移住先は、異なる言語圏に身を置いた作家たちが日本語で書く、文学の舞台になった。

 そして、これら地域に関係する日本語の文学は、今も生まれ続けている。例えば2年前に亡くなった津島佑子さんが描く中国大陸や少数民族。台湾で生まれ日本で育った温又柔(おんゆうじゅう)さん、在日コリアンの作家らの作品がそうだ。東アジアで進行形の、広範な人や文化の動きに注目した「移動文学」を考察している。

この記事は有料記事です。

残り677文字(全文978文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. コロナ交付金で宇宙展示、トイレ改修、鐘… 佐賀県知事に議会で疑問噴出

  2. パシフィコなどでの大規模イベント誘致へ コロナ対策徹底、助成に応募多数 横浜

  3. 山形市の「初市」 位置情報使い、来場者常時5000人に制限 LINEで通知も

  4. クローズアップ GoToトラベル自粛要請 政府と都、急転決着 押しつけ合いの末

  5. 新型コロナ 全国最多4990人、届かぬ支援 自宅療養、不安だらけ 単身者の食事、買い出し行くしか…

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです