一番かっこいい姿をポスターに　中央学院の野球部父母会、学校が製作　／千葉

　＜第９０回センバツ＞

　センバツに出場する中央学院ナインを応援しようと、学校と野球部父母会がそれぞれオリジナルの応援ポスターを製作し、学校内外に掲示している。

　学校製作のポスターは、事務室の入山弘章さん（３１）ら職員３人ほどでデザインを考えた。ユニホームをイメージした青い縦じまに野球部員の集合写真や「応援よろしくお願いします」とのメッセージなどがあしらわれている。これまでに我孫子市商工会や同市役所を通じ約５００枚を配布。近くの商店街などで自主的に配布する教員もおり、入山さんは「みんなで盛り上がってもらえるとうれしい」と話している。

　父母会製作のポスターは２年生全員のワンショットが載っている。森健輔選手（２年）の父隆英さん（４９）は公式戦全試合、カメラを持って応援に駆けつけており、他の保護者の協力も得ながら４台の一眼レフカメラで全員を撮影。１試合の撮影枚数は６０００枚にも上り、隆英さんが１人ずつ最も良い写真を選び、画像編集ソフトを使って約２週間かけて完成させたという。今後は「１年生版」も掲示される予定だ。

　森選手は「試合で勝って感謝の気持ちを表したい」と話している。【富美月】