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身じまい練習帳

墓はもう「終のすみか」ではない

 茨城キリスト教大学(茨城県日立市)の森謙二教授(70)の最終講義を、先日聴きに行った。家族史、民俗史として葬送を研究し続けた第一人者。開講前に研究室を訪ねたら、いまのお墓のあり方について熱弁が止まらなかった。「もはや墓は終(つい)のすみかではなくなったんですよ」。その意味を考えながら、大学での研究を締めくくる先生の講義を聴いた。

 主題は「家族から見た葬送墓制のあり方」。30年以上学生たちと一緒に全国各地をフィールドワークするうちに、墓を調べればその時代が見えてくることを知る。「お墓の中に社会があるんです」。1990年代に欧州留学。そこでも墓地について研究した。近代以降のヨーロッパの人たちが<遺体は尊厳をもって埋葬されねばならない>という共通認識を持っていることを学んだ。

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