平昌五輪2018

スピードスケート 女子500 みんなの力 奈緒「世界一」

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スピードスケート女子500メートルを滑り終えて両手を広げる小平奈緒=江陵オーバルで2018年2月18日、手塚耕一郎撮影
スピードスケート女子500メートルを滑り終えて両手を広げる小平奈緒=江陵オーバルで2018年2月18日、手塚耕一郎撮影

所属病院元院長、苦境に救いの手 才能開花を支援

 【平昌・神足俊輔】一度も「勝て」と言われたことがない特別な支援者に、恩返しした。平昌冬季五輪は18日、スピードスケート女子500メートルに小平奈緒(31)が出場、金メダルを獲得した。信州大学卒業後、実績の少なさから所属先が決まらず、競技生活の続行も危ぶまれた。その時、手を差し伸べてくれたのが「相沢病院」(長野県松本市)。五輪新記録で頂点に上り詰めた女王は「みんなに『ありがとう』と伝えたい」と目を潤ませた。

 2009年の大学卒業間際。小平は苦境に立たされていた。大学での主な実績は、2年時の全日本距離別選手権1000メートル優勝と、4年時の同選手権1500メートル優勝などで、世界に広く知られる存在ではなかった。

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