一人芝居

苦海浄土、演じ継ぐ 水俣で石牟礼さんしのぶ

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仮面を付け一人芝居「天の魚」を演じる川島宏知さん=熊本県水俣市で2018年2月18日午後5時20分、笠井光俊撮影
仮面を付け一人芝居「天の魚」を演じる川島宏知さん=熊本県水俣市で2018年2月18日午後5時20分、笠井光俊撮影

 10日に亡くなった作家、石牟礼道子さんの代表作「苦海浄土(くがいじょうど)」を基にした一人芝居「天の魚(いを)」が18日、熊本県水俣市の国立水俣病情報センター講堂で上演された。石牟礼さんの作品を中心に、水俣病を題材にした文章などを朗読する発表会もあり、石牟礼さんをしのんだ。

 「天の魚」は、胎児性水俣病患者の孫と暮らす老漁師が水俣病や海への思いを切々と語る作品で、同市に移り住んだ新劇俳優の故・砂田明さんが脚本を書き、1979年から自ら…

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