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第103回全国高校野球選手権

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’18センバツ東邦 すし店主の寺沢さん、選手の打撃や投球動画を撮影 熱心なファンが練習支える /愛知

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現チームの選手らの名前が入ったユニホームと、歴代の選手が意気込みを記した色紙を持つ寺沢翔さん=岐阜県恵那市の「すし大翔」で 拡大
現チームの選手らの名前が入ったユニホームと、歴代の選手が意気込みを記した色紙を持つ寺沢翔さん=岐阜県恵那市の「すし大翔」で

 <第90回記念選抜高校野球>

岐阜・恵那のすし店主の寺沢さん

 岐阜県恵那市のすし店「すし大翔」には、東邦のポスターや、2年前に主将を務めた藤嶋健人選手(現中日ドラゴンズ)など東邦野球部OBのサインが並ぶ。店主の寺沢翔さん(28)は、休日のほぼ全てを東邦の応援に費やしている。自身は東邦OBではないが、選手らとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のツイッターやラインで日々やりとりをするなど、チームとの結び付きは深い。

 自身は高校で軟式野球部に所属し、もともと野球好きだった。東邦ファンになったのは10年前。高校卒業後、たまたま東邦の試合を観戦し、レベルの高さに一目ぼれしたという。以来、休日を利用しては試合や練習に足を運ぶようになった。

 次第にチーム内でも熱心なファンとして有名になり、現在は選手の打撃フォームや投球フォームを動画で撮影してアドバイスをするなど、信頼を集めている。寺沢さんの自室には、歴代の選手たちから贈られた「応援ありがとうございます」「甲子園に連れて行きます」などのメッセージカードが飾りきれないほど置いてある。

 寺沢さん自身も、東邦から活力をもらっている。仕事とは別に、身体能力を生かし、フィールド上のさまざまな障害物のクリアに挑む人気テレビ番組「SASUKE」への出演が夢だったという寺沢さん。約7キロのランニングのほか、自宅に設置したトレーニング器具や、近所の廃校になった小学校の遊具を利用して毎日の鍛錬を続けてきた。

 「苦しくて『もうやめたい』と思ったとき、東邦の選手たちが頭に浮かぶ」。昨年春には書類審査やオーディションを突破し、見事番組出演を果たした。再度の番組出演に向け、今も努力を欠かさない。店を海外進出させるという目標もあり、東邦の雄姿を見守りながら、自身も日々奮闘している。【横田伸治】

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