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漆黒を照らす

/54 平昌五輪と北朝鮮の民 縁遠い冬季競技 /大阪

アイスホッケー女子の南北合同チームの練習風景。政府の強い要請で結成され、韓国内では反発の声が上がった=2018年1月31日、韓国大統領府公表

 韓国で開催中の平昌(ピョンチャン)五輪の前半は、女性応援団や楽団の公演、金正恩(キムジョンウン)氏の妹金与正(キムヨジョン)氏の訪韓など、もっぱら北朝鮮の動きに世界の耳目が集まった。さぞかし北朝鮮でも五輪で盛り上がっているだろうと思いきや、関心はまったく低調なようである。北朝鮮国内の取材協力者たちに聞くと、女子アイスホッケーで南北朝鮮合同チームができたこと、与正氏が文在寅(ムンジェイン)大統領と会談したことは皆が知っていた。だが、反応は他人事のようである。

 「自分の息子・娘が選手や応援団で韓国に行くならともかく、一般の人々は五輪に関心ないですね」と、北部地域で小ビジネスを営む女性は言う。なぜだろうか? まず、北朝鮮住民にとって冬のスポーツはまったく縁遠いということがある。本格的なスキー場は2012年末に開場した馬息嶺(マシンリョン)スキー場だけだが、利用するのは特権階層と選抜されたスポーツエリートと軍事訓練の兵士くらいのものだという。一般の庶民にと…

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