和歌山県中部にある紀美野(きみの)町の高校生が、米の豊作を願う伝統祭事「御田(おんだ)の舞」の継承に取り組んでいる。過疎に伴う担い手不足で少なくとも平成以降は途絶えていたが、地元の声に応える形で2010年に奉納を復活させ、毎年2月に上演している。若者と地域の交流事例として注目を集め、今年は海外の教育関係者による視察を初めて受け入れ、22日に地元の神社で舞を奉納する。【石川裕士】
継承に取り組むのは、りら創造芸術高校の生徒有志。07年に高等専修学校として開校し、一般教養科目の他、演劇、ダンス、音楽、造形など芸術教育に重点を置く。
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