カンボジア

不敬罪の新設、検討 政権批判「口封じ」策か

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カンボジア政界の構図
カンボジア政界の構図

 【バンコク西脇真一】カンボジアのフン・セン政権が、国王に対する不敬罪の新設を目指している。新設のための憲法や刑法の改正案は既に下院を通過し、近く上院も可決する見通し。これまで政権は、最大野党・救国党を解党に追い込んだり、反政権のメディアに圧力を加えたりし、強権化が指摘されてきた。7月の下院選を控え、不敬罪が政権批判の「口封じ」策として政治利用されないか、国際人権団体などが懸念している。

 救国党が下院に有した議席は既に与党、人民党などに配分されており、14日に下院は法案を全会一致で可決した。国王を侮辱したとして有罪になれば、最高で禁錮5年、罰金1000万リエル(約26万円)が科される。

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