五輪複合

「ファイター」の熱い走り 永井秀昭

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全日本コンバインド大会で前半16位から6位まで順位を上げたノルディックスキー複合の永井秀昭(岐阜日野自動車)=北海道名寄市で2012年12月23日、江連能弘撮影
全日本コンバインド大会で前半16位から6位まで順位を上げたノルディックスキー複合の永井秀昭(岐阜日野自動車)=北海道名寄市で2012年12月23日、江連能弘撮影

 ノルディックスキー複合の日本代表で、チームの外国人スタッフから「ファイター」と呼ばれる選手がいる。自身2度目の五輪となる平昌五輪にチーム最年長として出場している34歳の永井秀昭(岐阜日野自動車)だ。競技を続けられるかどうかの瀬戸際に何度も立たされながら代表に定着し、今季も不調に苦しみながら五輪にたどり着いた遅咲きの星は、普段は穏やかだがレースでは一変し、前に選手が見えれば自重せずに果敢に追う。競技人生を反映したような熱い走りは、1994年リレハンメル大会以来の団体メダルを狙う日本にとって必要不可欠だ。

 92年アルベールビル大会の複合団体金メダリスト、三ケ田礼一さんと同じ岩手県安代町(現八幡平市)出身。今も現役の兄・陽一(36)=岩手・松尾中教諭、昨冬から得意のジャンプに専念する弟・健弘(31)=盛岡市役所=とともに、岩手では有名な永井3兄弟の次男だ。

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