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私の記念碑

落語家 柳家権太楼「笠碁」 小さんに憧れて

落語家・柳家権太楼

 おいそれとは手を出せない。名人上手たちが磨き、極めた噺(はなし)は、時にただ仰ぎ見るだけの頂のようでもある。柳家権太楼にとって、師匠五代目柳家小さんの十八番「笠碁」がそれであった。「表面の言葉とか仕草はできるんです。でも、師匠の芸の力を、本質を見てしまったから。だから怖くてできなかったんだと思います」

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