シリア

首都近郊で人道危機 反体制派支配地域

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 【カイロ篠田航一】シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区で、地区を包囲するアサド政権側の攻撃による民間人の犠牲者数が激増し、深刻な人道危機状態に陥っている。在英民間組織・シリア人権観測所の集計を基にしたロイター通信の報道によると、21日も少なくとも27人が死亡、18日以降の死者数は299人に上り、シリア内戦下でも最悪レベルの被害との指摘も出ている。

 「今も砲撃が続いている。特に18日以降の爆撃はひどく、外も歩けない」。東グータ地区に住むアブドラさん(35)は20日、毎日新聞の取材にそう語った。別の住民によると、既に医薬品や医療器具も底を突き、「絶望しかない」状況。わずかに残る救急車両も空爆を恐れて移動できず、負傷者の救助が満足にできていないという。

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