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チンドン繁盛記

昭和外伝/4 戦前、短い全盛期 お家芸「人形振り」考案 /東京

 台東区下谷の長屋で喜楽家富士子は、チンドン屋の仕事をしながら次々子を産んだ。子供の世話に追われる上に転がり込んできたのは、芸者の養女から縁を切られて収入のなくなったしゅうとめ夫婦である。暴力を振るうわ、自分たちだけ贅沢(ぜいたく)をするわの仕打ちに耐える日々がまた始まったが、今度はしゅうとしゅうとめ二人そろって病気にかかり介護をしながら夜通し仮面(ダンスをする時にかぶる紙とゴムでできたもの)作りの内職をしてわずかな金を稼いだ。

 この頃独自に考案したのが喜楽家のお家芸となる「人形振り」である。

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