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選手紹介/6 柳沢真平外野手(2年) 失意払い前向きに /東京

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柳沢真平外野手 拡大
柳沢真平外野手

 <第90回記念選抜高校野球>

 「成長した姿を見せたい。『おまえに助けられた』と言ってもらえるプレーがしたい」。2年連続で踏む甲子園の舞台に、ときめく気持ちはない。胸に秘めているのは、昨春味わった悔しさを晴らす決意だ。

 履正社(大阪)と戦った昨春のセンバツ1回戦に途中出場した。出場した1年生(当時)の中でただ1人、安打を放った。

 しかし、チームは敗れた。後悔にさいなまれるようになった。

 同点で迎えた九回、レフトの自分が打球を処理し、本塁にツーバウンド送球している間に相手走者が生還。攻撃でも最後の打者として打ち取られた--。

 「負けたのはおまえのせいじゃない」。先輩は慰めてくれたが、立ち直れなかった。「どうせ打てやしないし、気持ちだって弱い」。野球から離れたくなった時期もあった。

 吹っ切れたのは、父親や仲間の励ましがあったから。「やっぱり野球がやりたい。元気を出してプレーしなきゃだめだ」。そう気づいた。

 今、グラウンドで積極的に声を出し、練習に前向きに取り組む。自慢の足を生かし、甲子園で安打性の当たりをアウトに封じられるよう、外野の守りを懸命に磨いている。【蒔田備憲】=つづく


 右投げ左打ち▽身長172センチ▽体重69キロ▽50メートル走6秒▽遠投93メートル

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