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障害福祉サービス「65歳問題」

質、量の低下 改善訴え 「最低限の生活が保障されず」 /鹿児島

車椅子で生活する今原さん

 障害福祉サービスを受ける障害者が、65歳で介護保険サービスに移行することで生じる自己負担軽減などを盛り込んだ改正障害者総合支援法が4月に施行される。しかし、受けられるサービスの質と量が低下する「65歳問題」の抜本的解決にはほど遠いとする指摘は根強く、当事者たちは改善を訴えている。【杣谷健太】

 「楽しみがなくなった。移動支援さえあれば……」。鹿児島市の社会福祉法人「麦の芽福祉会」が運営する福祉ホーム「むぎのめの里」で暮らす今原勉さん(76)は話す。今原さんは脳性まひを患い、手足が不自由なため、電動車椅子で生活する。左手の人さし指と中指が動くが、右手はほとんど動かない。食事など生活全般に介助を必要とする。

 美術館で絵を見たり、図書館で本を読んだりするのが趣味だったが、11年前に環境が大きく変わった。65歳になり移行した介護保険サービスには、障害福祉サービスにあった「移動支援」がなく、利用できなくなったためだ。

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