旧優生保護法(1948~96年)の下、障害者らへの強制不妊手術に関わった医師らが沈黙を破り始めた。北海道で手術に関わり、現在は障害者支援に取り組む80代の男性産婦人科医が毎日新聞の取材に応じ、道内で実施された多くの不妊手術の背景について「現在のような支援制度のない時代にあって、障害のある子が生まれると親だけで世話をするのは大変で、家庭が崩壊するケースもあった」と指摘した。
証言したのは、北海道の道央地方の開業医。公立病院に勤務していた67年、精神科医の申請による道優生保護審査会の審査結果を受け、当時20歳ぐらいの女性の不妊手術の執刀を担った。
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