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コウノトリ

「どうしたら来るの」ファン集いセミナー

電柱の上で巣作りを始めたコウノトリの「げんきくん」(上)と「ポンスニ」=島根県雲南市で2018年2月23日、山田英之撮影

 国の特別天然記念物、コウノトリが今年も巣作り、産卵の季節を迎えている。2005年に兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)で始まった野生復帰の取り組みは、昨年初めて同公園から遠く離れた徳島県鳴門市での野外繁殖にも成功し、新しい段階を迎えた。今春は徳島県以外でも巣作り、産卵の便りが届きそうな状況だという。今月4日、大阪市天王寺動物園で開かれたセミナー「コウノトリ野生復帰の現状と展望」には全国から研究者やファンら約80人が集まり、「どうしたら舞い降りるのか?」「定着させる方法は?」などの疑問に研究者らが答えていた。

 日本のコウノトリ保全に取り組む専門家らで組織する「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM―OWS)」の主催。コウノトリは野外に119羽(2月16日現在)生息し、昨年全都道府県への飛来が確認された。また、同公園など全国19施設で197羽(1月12日現在)を飼育しており、2015年から福井県や千葉県野田市でも放鳥がスタート、新たに飼育を希望する自治体もあるという。

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