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五輪フィギュア

宮原の色、出せた「勝つにはもう一歩」

【平昌五輪】女子フリーで演技する4位の宮原知子=江陵アイスアリーナで2018年2月23日、手塚耕一郎撮影

 演技の最後を速くて美しいレイバックスピンでしめると、充実感がわき出る。宮原の人生で一番の、両手でのガッツポーズ。さらに左手でガッツポーズした。自己ベストを更新し、残り5人を残して「(メダルの)チャンスは、もしかしたらあるかもしれない」と思う会心の演技だった。

 七つのジャンプには課題だった回転不足が一つもなかった。「やれることはやりきった。ここまできたらメダルがほしい」と願った。だが、4人後に滑ったメダル争いの最大のライバル、オズモンドに上回られたことで、事実上消えた。悔しさもあったが「やっぱり違うな。勝つにはもう一歩だな」。潔く受け止めた。

 スケートを始めたのは両親の仕事の都合で米国で暮らしていた4歳の時。レンタルの靴が運命を変えた。当初はレンタルするつもりだったが、宮原の足に合う靴にお気に入りの赤はなく、青だけ。結局、母・裕子さんがスケートリンクの地下にあるショップで1万円の白の靴を買い与えたことで本格的にやり始めることになった。「それが運の尽き」と裕子さんは笑うが、それから長年地道に努力し、昨年1月に判明した左股関節の疲労骨折な…

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