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第103回全国高校野球選手権

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’18センバツ・高きを仰ぐ

静高2年連続の挑戦 選手紹介/20 今はまだ通過点 藤田大和選手(2年) /静岡

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藤田大和選手

 <第90回記念選抜高校野球>

 東京大学への進学を志望し、将来の夢はアナウンサー。「何でも一番が好き」と、野球と勉強の両立を目指す。入部直後、チームの中で「自分が一番下手」と衝撃を受けたが、必死で練習に取り組んできた。

 昨秋の県大会以降は記録員としてベンチに入った。選手経験のある記録員の存在が大切なのは理解している。それでも心のどこかで「何のために野球をしているんだろう」との思いが消えなかった。いつの間にか「野球も勉強も『このくらいまでやれば』と自分で決めてしまっていた」

 一方で「本当にそれでいいのか」との思いも。「真剣に向き合っていれば、野球から教えてくれるものがある」。明治神宮大会後の練習で、栗林俊輔監督がチームに投げかけた言葉が胸に響いた。

 真っ先に取り組んだのは打撃。手元で変化する球に対応できるよう、最短距離でバットが出せるようフォームを改善した。

 15日のセンバツの登録選手発表。監督から「選手」として名前が読み上げられた。「まだ通過点と、自分に言い聞かせている。甲子園で『ここは大和だ』と信頼して送り出してもらいたい」と表情を引き締めた。【大谷和佳子】=つづく

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