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第103回全国高校野球選手権

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センバツ・彦根東 第2部 指導者に聞く/下 成宮翔磨コーチ(29) 選手の自主性大切に /滋賀

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選手を指導する彦根東の成宮翔磨コーチ=高松市のグラウンドで、小西雄介撮影 拡大
選手を指導する彦根東の成宮翔磨コーチ=高松市のグラウンドで、小西雄介撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

 3月23日開幕の第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する彦根東で、村中隆之監督(49)と共に選手を指導する成宮翔磨コーチ(29)に指導者としてのやりがいなどを聞いた。【小西雄介】

 ◆現在の役割は?

 選手にノックを打ったり、打撃の指導をしたりと全般にわたって行っている。

 ◆指導で大切にしていることは?

 選手の自主性です。他の人に言われたことをやるより、自分で考えながら取り組む方が伸びる。投手にはフォームや練習方法などについてあまり口を出さないようにしており、自身が持っている感性を大切にしてほしい。逆に野手には守備でのボールの捕り方や打ち方でさまざまなアドバイスをし、自分に合ったものを選択してもらいたい。

 ◆なぜ野球の指導者に?

 野球を通じて礼儀や謙虚であることを中学と高校の監督に教わったので、自分も先生になって野球に携わりたいと思った。昨日できなかったことが今日できるなど、選手の成長を間近で見られることにやりがいを感じる。

 ◆自身も高3の夏に八幡商で投手として甲子園に出場したが1回戦で敗れた。

 全然普段通りの力が出せなかった。村中監督が「私生活と野球はつながっている」と言っていることを過去の自分に当てはめると、本当にその通りで、私生活をしっかりすることで大舞台でも力が発揮できるのだと思う。

 ◆村中監督のすごさは?

 チームを作り上げること。昨夏に甲子園に行ったチームは一昨年の秋の大会は先行して逃げ切る野球だったが、昨年の春夏には終盤に逆転できる強さが出てきた。チームを変化させながら強くさせていることがすごい。

 ◆選手たちには甲子園でどんなプレーを望む?

 背伸びせずに自分たちのやってきたことを出してほしい。これから甲子園までにもっと強くなれると思うし、サポートしていきたい。


 ■人物略歴

なるみや・しょうま

 1988年生まれ、彦根市出身。高3の夏の甲子園(2006年8月)に八幡商の主戦として出場。07年3月に同校卒業後、野球の指導者になるため、びわこ成蹊スポーツ大学に進学。13年に彦根東高の臨時講師(体育科)となり14年から野球部コーチ。今年度から非常勤講師。東北楽天イーグルスの則本昂大投手(27)は八幡商野球部時代の2学年後輩。

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