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私の出発点

島田雅彦さん『僕は模造人間』 個性不在、文学を解体

 それでも童貞の処刑は目前だった。しかし、僕が今にも歓声をあげそうなバベルの塔にコンドームをつけようとする時……僕をからかうアトラクションボーイの亜久間一人が突然、巨大なコンドームとなって僕をおおい隠そうとした。写真ではない実物の真弓がそこにいるというのに亜久間一人は……(『島田雅彦芥川賞落選作全集 下』河出文庫より)

 東京・新宿のバー「風花」を訪ねた。ここは戦後生まれの作家の旗手だった中上健次(1946~92年)が…

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