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記者ノート

読書が礎になった益川さん

 ノーベル物理学賞を共同受賞した名古屋大特別教授、益川敏英さん(78)の生い立ちは痛快だ。小学校時代、宿題はしないと決め、実際しなかった。中学時代は英語の授業で「マネー」を「モネー」と発音し、教室じゅうを爆笑させた。

 「自分には向いていない」と英語を話さないことに決めた益川さんは2008年、スウェーデンでのノーベル賞授賞式前の記念講演を、異例の日本語で行った。「これは信念ね。比較的好評でしたよ」とちゃめっ気たっぷりに話す。

 次期学習指導要領で、20年度以降、小学5、6年で英語が正式教科となる。しかも「アクティブ・ラーニング」(主体的・対話的で深い学び)など、分かりにくい妙なカタカナ語を耳にすることが増えた。子ども時代は、正しい日本語を知り、使うことを学ぶ時期だ。自国の言語や文化について、知識の基礎を築いた上での外国語習得ではないだろうか。

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