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経済観測

ドイツ連銀のユーロ圏での役割=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

 米国の金利情勢に大きな変化が生じ、世界の資金の流れの変調が懸念される。しかし、こうした資金流のグローバル把握とは別の次元の金融課題も、世界中に残ったままだ。ドイツは政策意向の一貫性、また見据える金融課題において明瞭な立ち位置を示す。

 ドイツ連邦銀行は欧州中央銀行(ECB)の創設以降は、ドイツ経済の内部に視点を置きECBの政策に注文を付けてきた。債券や株式の市場での動揺が始まってもワイトマン・ドイツ連銀総裁は、9月以降のECBによる債券買い取りの大幅な縮小を唱える。毎月300億ユーロ(約4兆円)の債券買い取りは9月までは続くが、その後は、たとえ金融市場の動揺が…

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