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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『巷(ちまた)の美食家 新装版』開高健・著

◆『巷(ちまた)の美食家 新装版』開高健・著(ハルキ文庫/税別620円)

 主に1970年代に書かれた飲食エッセーを集め編まれたこの文庫本を、電車中で夢中になってめくっていた。あるくだりにさしかかり、はっとして顔を上げる。これ、ついこないだのこと? と、同じ車両に乗り合わせた見知らぬ誰かに確かめたくなるくらい、古臭くない、古びない話。

「新聞、雑誌、ラジオ、TV、あらゆる媒体で食談が大流行している」「それがいかにゴチソウであるか、おいしいかということを語る声や文もとめどなくあるが、ことごとく結婚式のスピーチにそっくりの退屈さしか感じさせられない」

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