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東日本大震災7年

災害時も温かいご飯を 自閉症長男と避難生活で考案、火使わぬ備蓄食キット

「味もおいしいと評判です」と話す「かたつむり」の吉田富美子さん(右)=岩手県大船渡市猪川町の作業所で、藤井朋子撮影

 岩手県大船渡市の生活支援員、吉田富美子さん(52)は、東日本大震災で当時19歳だった自閉症の長男(26)と避難所で生活した経験を基に、1~2食分の温かいご飯を手軽に作れる災害備蓄キットを提案し、製品化に結びつけた。発売は震災から7年を迎える3月11日。吉田さんは「災害時でも日常に近い食事ができれば、誰でも気持ちを落ち着かせられ疲労と不安を軽減できるはず」と話している。【藤井朋子】

 あの日、同市内の自宅は津波で流され、長男を連れて高台へ逃げた吉田さんは、体育館の避難所に身を寄せた。だが、見知らぬ人との集団生活では、長男が動き回って迷惑をかけないかという不安で気が休まらなかった。食事を受け取る列に並ぶ際には長男を一緒に連れて行けず、目を離している間は特に気を使ったという。

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