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達磨寺(王寺町) 聖徳太子の愛犬まつる 名犬伝説、町に活気を /奈良

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「雪丸ロード」にあるフィギュアを紹介する岡島永昌さん=奈良県王寺町で、塩路佳子撮影
「雪丸ロード」にあるフィギュアを紹介する岡島永昌さん=奈良県王寺町で、塩路佳子撮影

 真っ白な毛と烏帽子(えぼし)が特徴的な王寺町のマスコットキャラクター「雪丸」は、聖徳太子の愛犬とされ、太子と関わりの深い町内の達磨寺には、雪丸にまつわる伝説が言い伝えられている。戌(いぬ)年の今年、その足跡をたどってみた。【塩路佳子】

 町の玄関口となる王寺駅から、達磨寺までは約1キロ。町教委学芸員の岡島永昌さん(43)と一緒に、「雪丸ロード」と名付けられた道を歩いた。葛下川沿いを通る心地よいコースで、地面に描かれた肉球の足跡が寺までの道しるべとなっている。途中に雪丸のフィギュアもあり、写真スポットとして人気だ。

 達磨寺は臨済宗南禅寺派の寺で、木造聖徳太子坐像(鎌倉時代、重文)などが安置される。太子との関わりをひもとく逸話が日本書紀に記され、太子が道で飢えた人を助け、亡くなった時に墓を作ったとされている。後に、その助けた人が中国で禅宗を開いた達磨大師の化身と考えられるようになり、鎌倉時代に創建した寺は達磨大師の墳墓とされる上にお堂が建っている。

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