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台湾の「大同電鍋」 レトロでシンプル、奥深い

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大同電鍋を使った料理を研究する川口美恵さん=神奈川県小田原市で
大同電鍋を使った料理を研究する川口美恵さん=神奈川県小田原市で

 台湾では一家に必ず1台はあると言われる電気鍋「大同電鍋」の愛好家が日本国内でも増えている。便利な家電製品が身の回りにあふれる時代、電鍋の何が人々を引きつけるのだろう。

 「今日は豚の角煮を作ってみました!」「現地で購入すべきオススメの付属品はありますか」……。大同電鍋を愛する人たちが作る「大同電鍋愛好会in日本」というフェイスブックのページでは、活発なやりとりが交わされている。メンバーは2400人超。日本語で書かれた情報が少ないため、メンバー同士が手探りでレシピや使い方を共有している。日本語の得意な台湾人がコメントを寄せることもある。2014年にこの愛好会を作った神奈川県小田原市の主婦、川口美恵さんの自宅を訪ねると、2台の電鍋から漂うおいしそうな匂いとともに出迎えてくれた。

 川口さんが電鍋に出合ったのは、旅行で初めて台湾を訪れた09年。旅行前の情報収集で存在を知り、台北の夜市で、どの屋台の軒先にも並んでいるカラフルでレトロな風貌の鍋に目がくぎ付けになった。コンビニに入ればカウンターに煮卵が詰まった電鍋が、ホテルに帰れば朝食のテーブルにスープやかゆをたたえた電鍋が並んでいる。「日常のどの場面にも存在する電鍋が気になって」と振り返る。

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