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東日本大震災7年

避難指示一部解除、学校再開へ 団体競技できない 事故前1800人、10人で出発 福島・浪江の小中

浪江町内の学校に3人の子どもを通わせる一家は昨年末、ピカピカに改修された校舎を見学した。母親は「先生や役場はすごく親身。不便は多いけどありがたい」と言った=福島県浪江町幾世橋の「町立なみえ創成小・中学校」で2017年12月

 町に小学生は8人、中学生は2人--。東京電力福島第1原発事故の避難指示が一部解除された福島県浪江町は今春、地元で小中学校を再開させる。町は校舎を改修し、修学旅行も無料にして魅力づくりに努めるものの、通学の意思を示すのは原発事故前(約1800人)の1%に満たない。【尾崎修二】

 静けさが広がる浪江町中心部のややはずれに、白壁の真新しい3階建て校舎がある。昨年3月末に避難指示が解除されたものの、住民登録上の人口約1万8000人に対し、居住者は500人弱にとどまる。再開した事業者も少なく、スーパーも病院もない。

 校舎は、事故後7年間無人だった浪江東中の建物を改修したもので、4月から小中併設型の「なみえ創成小・中学校」に生まれ変わる。放射性物質への不安を払拭(ふっしょく)するため、机から理科の実験道具まであらゆる備品を新調し、自前で学校給食をつくる施設も完成した。テレビ電話を配備し、同じように児童生徒数の激減した周辺の他校などとインターネットで交流。校庭は人工芝化工事を施した。

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