愛媛大

米国の日系スーパー「勤勉」「親切」で成功

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高級感を漂わせるシアトルの「宇和島屋」本店=愛媛大提供
高級感を漂わせるシアトルの「宇和島屋」本店=愛媛大提供

 Uwajimaya(宇和島屋)の歴史から世界を見る--。愛媛大の佐藤亮子准教授(観光まちづくり)ら研究グループは米国ワシントン州シアトルに本部を置き、「アメリカで最も成功した日系スーパー」と呼ばれる「宇和島屋」がなぜ発展し、移民先の社会にどのような影響をもたらしたかを調べている。地域(ローカル)から世界(グローバル)を見る「グローカル地域研究」の先端テーマだ。【松倉展人】

 宇和島屋の創業者は川上村川名津(現、愛媛県八幡浜市川上町川名津)のミカン農家に生まれた森口富士松(1898~1962)。1923(大正12)年に渡米してシアトルの日本人町の魚店で働くようになり、28年、後に宇和島屋となる「宇和島商店」を開業する。渡米前、宇和島でジャコ天やかまぼこなどの加工に従事していた富士松はこれらの魚加工品を扱うようになり、修業の地を屋号にした。

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