インドネシア

石炭火力計画に激しい反対運動 西ジャワ州

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 日本の政府開発援助(ODA)で進むインドネシア西ジャワ州の石炭火力発電所計画に対し、地元で激しい反対運動が起きている。インドネシア政府が電力不足解消に向けて計画を急ぐ中、反対派住民が脅迫や嫌がらせを受けるケースもあり、環境NGOなどが日本政府にも対応を求めている。

 「全く身に覚えのない罪。なぜこんな扱いを受けるのか」。ジャワ島西部北岸沿いに水田が広がる同州ムカルサリ。計画予定地から150メートルほどの場所に住む反対派の中心のサウィンさん(50)は憤る。

 昨年12月17日午前1時、自宅で就寝中に突然、6人の警察官がやってきて、車で1時間ほど離れた警察署に連行された。容疑は「国旗侮辱罪」。上が赤、下が白のインドネシア国旗を、反対運動で上下逆さまに掲げたという疑いで、約3時間の事情聴取後に解放された。サウィンさんは「賛成派住民が警察に密告した」と見ている。

この記事は有料記事です。

残り788文字(全文1169文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集