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<第90回記念選抜高校野球大会>
右肘万全、打撃に磨き 石原亘輝(こうき)捕手(2年)
大阪市出身。長打力が持ち味の右打者だ。昨年苦しんだ右肘の故障も癒え、甲子園で暴れ回ろうと意気込む。
昨年8月、練習中に利き腕の右肘に違和感を覚えた。日に日に痛みは増し、投げたボールがわずか5メートルの距離も届かない状態まで悪化。全治3カ月のけがと診断された。
医師から手術を勧められたが、それでは昨秋の公式戦に間に合わないと考え、手術をせずに痛み止めを飲みながらプレーを続けた。そしてメンバー入りを果たし、出場機会こそなかったものの、ブルペン捕手として関東大会準優勝に貢献した。
昨年11月、秋の公式戦が終わるのを待って手術に臨んだ。その後、地道な走り込みとリハビリの日々を過ごし、ようやく右肘は万全な状態になった。甲子園で試合に出場すべく、力強い打撃に磨きをかける。
「このチームは打てないと試合に出られない。もっとパワーを付けて勝負強い打者になりたい」と闘志を燃やす。
元甲子園球児の兄仰ぎ 砂子流星内野手(2年)
167センチ、62キロと小柄ながら堅実な守備が光る二塁手。昨秋の公式戦は出場機会に恵まれなかったが、この冬は打撃力もアップし、レギュラーの座を虎視眈々(たんたん)と狙っている。
大阪府吹田市出身。野球を始めたきっかけにもなった元高校球児の兄大吉さん(23)の存在が今も心の支えになっている。
大吉さんは青森の光星学院(現・八戸学院光星)で甲子園に出場。春夏連続準優勝を経験した。当時、光星学院総監督だったのが金沢成奉監督(51)だ。
「僕と違って努力家。あんな高いレベルで野球をやっていてすごい」と尊敬する。今でも携帯電話で連絡を取り、力強い打球を飛ばす方法や、内野守備のコツなど、野球に関する指導を仰ぐ。
堅実な守備に磨きをかけるため、今は打球に対する一歩目の動き方を意識して練習に励んでいる。「監督から信用されるには練習からが勝負」と明かし、全力でアピールを続ける。
寮で同部屋の2人は1年生の時から一緒に自主練習を続けてきた。石原捕手は現在、力強い打撃を生かそうと一塁手にも挑戦。夜も照明がついたグラウンドに出て、ノックを受け続けている。
お互いについて、石原捕手は「一緒に練習していても負けず嫌いな性格が伝わってくる」と強い精神力をたたえる。砂子内野手は「チャンスに強いバッター。あの勝負強い打撃を自分も見習いたい」と高く評価する。【川崎健】=つづく
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