岐阜市重文

真長寺所有「絹本著色十二天像附三幅」指定 識者「中世仏画として歴史的価値高い」 /岐阜

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 岐阜市は2月28日、真長(しんちょう)寺(じ)(高野山真言宗、同市三輪)が所有する絵画「絹本著色十二天像附三幅(水天・梵天(ぼんてん)・地天)」を市重要文化財に指定したと発表した。十二天のうち帝釈天や月天など9作を文化財指定し、水天、梵天、地天の3作は9作を補完する附(つけたり)指定とした。これにより市指定の重要文化財は計163件(うち絵画38件)となった。

 十二天は、仏教を守護する十二体の天部(如来、菩薩、明王、天という四つの仏の格のうちの一つ)。いずれも頭部の周囲に火炎のような光が描かれ、蓮華(れんげ)や毛織物の台の上に立つ。これらの図像を密教の道場に掲げ道場を邪悪な存在から守るとされ、真言宗の寺院を中心に残っている。

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