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第90回選抜高校野球

鹿児島市消防局職員・山下さん、審判派遣へ 「甲子園楽しみたい」 /鹿児島

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「最高の舞台でジャッジできる機会を楽しみたい」と話す山下さん 拡大
「最高の舞台でジャッジできる機会を楽しみたい」と話す山下さん

 <センバツ高校野球>

 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で23日に開幕する第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で、鹿児島市消防局職員の山下幸治(こうじ)さん(33)が審判として派遣されることが決まった。元高校球児で、2003年から県内の高校や大学、社会人野球を審判として支えてきた山下さんは「最高の舞台でジャッジできる喜びを胸に甲子園を楽しみたい」と話している。

 都道府県からセンバツへの審判派遣は1993年に始まり、今回は鹿児島や大分を含む8県から、各高野連が推薦した審判が派遣される。

 山下さんは、鹿児島市立西陵小5年で少年野球チームに入り、西陵中、鹿児島中央高でも野球部でプレーした。甲子園への憧れを忘れられず、同じく審判だった親戚の勧めもあって高校卒業の年に審判になった。現在は消防士としての仕事の傍ら、公式戦から練習試合まで年間約70試合で審判を務めている。

 最も思い出に残っているのは、16年夏の全国高校野球鹿児島大会決勝。延長十五回、1-1のまま再試合となり、翌々日の試合で樟南が鹿児島実を破った。「これだけの試合をする両チームの選手とも甲子園に行ってほしい」と思いながら球審としてジャッジを続けたという。

 「全身全霊で一球ごとの判定をして、その積み重ねが一つの試合をつくる」のが審判のやりがいと話す。センバツ派遣について「おそらく人生で最初で最後の甲子園。感謝の気持ちや意気込みはもちろんだが、憧れの舞台に立てる喜びを胸に私自身が楽しんできたい」と抱負を語った。【西貴晴】

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