のぞみ台車トラブル

亀裂問題 新幹線、台車146台交換へ 川重の不正鋼材使用 JR西・東海

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 新幹線「のぞみ」の台車に亀裂が見つかった問題で、メーカーの川崎重工業は28日、台車枠の製造過程で底部を不正に削り、鋼材の板厚が最も薄い箇所で基準の7ミリを下回る4・7ミリとなり、溶接不良もあったと発表した。いずれも亀裂の原因になったとみられる。基準を下回る台車はJR西日本と東海で他に146台(車両1両に2台)確認された。神戸市の本社で記者会見した金花(かねはな)芳則社長は「新幹線利用者やJR西日本、東海の関係者に多大なご迷惑をおかけした」と謝罪したが、引責辞任は否定した。

 JR西は2007~10年に川重から台車321台を購入。このうち基準未満の台車が他に100台あり、超音波検査で強度に問題はないとし、運行を続けながら順次交換する。05~12年に130台購入したJR東海も46台が基準未満で、年内に交換する。他のJR3社も一部で川重製を使っていたが、該当がなかった。

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