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米国

ホワイトハウス広報部長辞任へ トランプ氏側近

 【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウスは2月28日、ヒックス広報部長が辞任すると発表した。ヒックス氏は2016年米大統領選でトランプ陣営の広報を取り仕切ったトランプ大統領の最側近。辞任理由は明らかにされていない。

     ヒックス氏は過去の配偶者暴力(DV)疑惑で2月初めに辞任したホワイトハウスのポーター秘書官と恋愛関係にあったとされ、ポーター氏のDV疑惑を否定するホワイトハウス声明の作成を主導したことで不適切との批判を受け、辞任の意思を固めていたとの見方が出ている。

     ヒックス氏は声明で「大統領への感謝は言い尽くすことができない」と述べた。正式な退任日は数週間以内で、後任は発表されていない。ホワイトハウスの広報チームについては27日にラフェル副部長の辞任も明らかになっており、政権の対外発信を担当する部門の正副部長が空席の異常事態になる可能性がある。

     ヒックス氏はトランプ・オーガニゼーションのホテル・不動産部門で広報担当を務め、大統領選でもトランプ陣営の広報を取り仕切った。トランプ氏の当選後は、戦略広報担当の大統領補佐官として政権入り。昨年8月に暫定広報部長、その後に正式な部長に就任した。実業家時代からのトランプ氏を知る数少ない側近の一人として全幅の信頼を置かれ、トランプ氏のインタビュー取材はすべてヒックス氏が差配しているとされていた。

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