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人生は夕方から楽しくなる

俳優・加藤健一さん 「役」は自分の別な顔 解き放つ、あの快感

「演劇は遊び。でも必死に遊ぶのは結構つらくて、コメディーをやってて、両親が危篤状態だったときはきつかったですね」=東京都練馬区で、小出洋平撮影

 不思議なムードをまとわせている。現在主演している舞台「ドレッサー」のけいこ場のセットでのこと。インタビューを始めて半時間ほどすると、劇の主人公に、新聞記者役の私が問いかける芝居をしている気がしてきた。本番の舞台のように。そして「主役は大戦下、『リア王』を演じる70歳くらいの老いた英国俳優でね。いま68歳の僕と同じ年回りなんで」という彼の言葉に「えっ」と一瞬驚く。「68歳」と頭ではわかっていながら、50代の私と同輩だといつのまにか思い込まされていた。

 対面しているうち、私は彼の世界に巻き込まれ、同時に彼は私の領域にあっさり降りてくる。共感力、同調力…

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