特集

第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

特集一覧

’18春に挑む

東筑 母校愛/3 苦しい時こそ、声出す 初演舞の女子応援部員、松熊悠さん(96期) /福岡

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
意気込む松熊さんと長男の碧都くん 拡大
意気込む松熊さんと長男の碧都くん

 <第90回記念選抜高校野球 センバツ高校野球>

 中間市役所に勤務する松熊悠(はるか)さん(38)=旧姓・岡田、96期=は1996年の夏の甲子園で、東筑の女子応援部員として初めて演舞を披露した。当時2年生だった松熊さんは「アルプスに入った瞬間、大きな歓声が聞こえて。こんな場所で演舞するんだと胸が熱くなった」と振り返る。

 入学直後の4月、応援部の演舞の迫力に感銘を受け、入部を希望した。しかし当初は「女子部員はいない。受け入れる態勢がない」と拒否された。そのため一度は吹奏楽部に入部したが諦めきれず、5月に再度、門をたたいた。3日間の体験入部や、短髪にするなどの条件をクリアし、ようやく入部を許可された。「美容師さんにこれ以上短くできない、と言われるぐらいのベリーショートにしちゃいました。先輩は驚いていたみたいです」と笑う。

 昨夏は甲子園開幕前に母校を訪れ、後輩を激励した。ただ、夏のスタンドは「雰囲気にのまれ、相手に押し込まれたときに声が小さくなっていた」。現在、長男の碧都(あおと)くん(1歳)の育児に追われるが「センバツは応援に行きたい」と明かす。「選手が苦しい時にこそ声を出す。そんな応援部の心意気を見せたいですね」と力強く話した。=つづく

〔福岡都市圏版〕

次に読みたい

あわせて読みたい