東京電力福島第1原発で土壌を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」について、東電は1日、凍土壁によって汚染水発生量が1日95トン減っているとの試算を公表した。凍土壁単独の効果の試算は初めて。
凍土壁は、1~4号機を囲むように約1500本の管を地下30メートルまで打ち込み、氷点下30度の液体を循環させて凍土の壁(全長約1・5キロ)を造る。原子炉建屋に地下水が流れ込むのを防ぎ、汚染水の発生を抑制する。建設には国費345億円が投じられた。
東電は地下水の流れをコンピューターで計算。凍土壁がない場合に比べ、ある場合は汚染水発生量が1日95トン抑えられ、ほぼ半減しているとの結果になった。
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