メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

新時代の中国

第3部 全人代を前に/上(その2止) ハイテクで情報収集 スマホ検閲、顔認証を利用

観光地区に設置された便民警務所。付近の監視カメラの映像などを常時チェックしている=新疆ウイグル自治区ウルムチで2月

 

 新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチ郊外に暮らすウイグル族の男性は、重い気持ちでベッドから起き上がった。週に1度、近くの「便民警務所」と呼ばれる簡易交番に足を運ぶ。スマートフォンに違法な内容が書き込まれていないか検査を受ける日だ。「悪いことはしていないが、嫌な気持ちになる」

 便民警務所は住民監視の重要な拠点だ。市街地には数百メートルおきに設置され、自治区全体では数千カ所に上る。警務所には治安当局者が待機し、スマホの充電サービスも提供している。

 便民警務所の活用は2016年8月に就任した自治区トップの陳全国・党委書記肝いりの政策だといわれる。

この記事は有料記事です。

残り1162文字(全文1438文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

  2. ビニール袋に包まれた母 触れることさえできない別れ 心の中で「ごめんね」

  3. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

  4. ファクトチェック 「生活保護の最低額は月額29万円」は不正確 実態は世帯ごとに異なる支給額

  5. ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです