英国

離脱交渉 移行期間合意に暗雲 EU提案に反発

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 【ブリュッセル八田浩輔、ロンドン三沢耕平】欧州連合(EU)離脱を巡り、英国のメイ首相は1日、ロンドンでEUのトゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)と会談した。EUは2月28日に公表した「離脱協定」の草案で、加盟国アイルランドと国境を接する英領北アイルランドをEUの関税同盟にとどめることを提案。メイ氏は猛反発しており、離脱後の激変緩和策の移行期間を巡る協議でも双方が目指す3月中の合意には暗雲が漂う。

 離脱協定は、英国がEUに支払う「手切れ金」や、英国に暮らすEU加盟国出身者の権利保障など昨年12月に双方が基本合意した離脱の条件を法的文書に落とし込んだもの。EUの草案では、北アイルランドに英EUの「共通規制地域」を設けて、EUの欧州司法裁判所の管轄下で無関税を維持することを提案した。アイルランドとの間に復活する国境について、英EUは「厳しい管理は避ける」方針で一致していたが、具体的な解決策は宙…

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