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高級なクラフトジン、注目される訳 繊細なこだわり、特長の一杯

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コウヤマキの香りを生かしたクラフトジン「槙-KOZUE-」を手にする西浦啓木さん=和歌山県海南市で、花澤茂人撮影
コウヤマキの香りを生かしたクラフトジン「槙-KOZUE-」を手にする西浦啓木さん=和歌山県海南市で、花澤茂人撮影

 「ジントニック」や「マティーニ」などのカクテルで親しまれる蒸留酒「ジン」が注目されている。素材や製法にこだわった高級な「クラフトジン」が相次いで発売されているからだ。どのような魅力があるのか。関西にある二つの蒸留所を訪ねた。【花澤茂人】

 ●日本人好みの風味で

 小さな体育館ほどの空間に銀色のタンクが所狭しと並び、かんきつ類やハーブのような香りが鼻をくすぐる。2016年8月に操業を開始した「京都蒸溜所」(京都市南区)は日本初のジン専門の蒸留所。ブームの火付け役となった「季の美」ブランドを打ち出す。「京都でしか造れないジンを、とゼロから造りました」。開発に携わったテクニカルアドバイザーの大西正巳さん(73)は力を込める。

 長年日本で洋酒輸入会社を経営する英国人のデービッド・クロール代表(54)が、海外のクラフトジンブームにヒントを得て3年ほど前から開発に取りかかった。洋酒研究家でもある大西さんや、英国でクラフトジン造りの経験があるアレックス・デイビスさん(29)もチームに加わった。

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